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クリエイティブスタッフ
■ 海藤春樹
HARUKI KAITO <総合プロデュース/照明設計>
シネマシティの設計とハード面の進化をディレクションしてきたアートディレクター/照明デザイナーの海藤春樹。映画を作る人にとっても、観る人にとっても最高の環境を創ろうという海藤の考えのもと、観客と映画、そして映画館と街に新しいつながりをもたらす映画館が生まれました。
【プロフィール】
1947年東京生まれ。東京藝術大学非常勤講師。日本照明家協会会員。演劇、 ミュージカル、コンサートなどの舞台照明では常に独自の手法を使って光による空間・時間を演出し、展示会・建築・都市空間の照明設計においては、街づくりとしての明かりを新しい考え方を提示し、「光」によって人と社会の豊かな広がりをつくり出す照明デザイナーとして高い評価を受けている。近年はクリエイティブディレクターとして、シネマコンプレックス「CINEMA・TWO」、 「東京銀座資生堂ビル」など時代に先駆けた空間もプロジェクトを手掛けている。舞台照明では、モノオペラ「悲嘆Grief」~愛する人に殉じた女の物語~、野田地図番外公演「赤鬼」(日本バージョン、タイバージョン)、新転位・21各公演、デヴィッド・シルヴィアン「World is everything WorldTour2007」、林英哲meets山下洋輔「乾坤値千金」コンサートツアーほか多数ある。「ファーレ立川」で照明学会照明普及賞優秀照明施設賞(95年)ほか受賞歴多数。
http://www.kaito-office.com/
★海藤春樹氏の発想を支えたクリエーターたち
■ 武松幸治
YUKIHARU TAKETATSU <建築設計>
物語を予感させる外観、入り口から劇場までのドラマティックな導線構造など、映画をみるという行為を新たなものに、かつ濃密にするシネコンを設計。
【プロフィール】
1963年長崎生まれ。イギリスの建築家ナイジェルコーツ等のもとでキャリアを積んだ後‘91年にE.P.A環境変換装置建築研究所一級建築士事務所を設立。時給自足型の建築をコンセプトに設計活動を開始。建築の世界にとどまらず、内装設計、美術展等の会場構成、プロダクトデザインも多く手がける。近年では環境配慮型建築のプロジェクトも多く手がけ、壁面緑化システムの構築や、ハイブリット木造を使用したカーテンウォールの開発などを通じ、環境を変換させる装置としての建築を実現させている。受賞歴、96年東京建築士会住宅建築賞受賞、07年D&AD GLOBAL AWARDS.08,ASIA PACIFIC INTERIOR DESIGN AWARDS
■ 井出祐昭
HIROAKI IDE <サウンド・スペース・コンポーザー Sound Space Composer>
映画作品にとってこれ以上ない、心揺さぶられる世界初の音響システムを作り出した、空間の音設計の第一人者。
【プロフィール】
ヤマハチーフプロデューサーを経て、エル・プロデュースを設立。音に関する最先端技術を駆使し、空間を総合的にプロデュースする。主な作品として、新宿・渋谷駅の発車ベル、NHKスペシャル『月山』、東京銀座資生堂ビル、愛知万博瀬戸愛知県館、表参道ヒルズ、TOYOTA i-REALコンテンツなど。またアメリカ最大の癌センターで音楽療法の臨床研究を行う。ノンフィクションW『幸福音$301C知られざる「音」の世界』(WOWOW)、『世の中面白研究所』(NHK)などで特集番組が放送された。自身が毎週出演する『天国を聴くラジオ』(
www.heavens-radio.com
)はイマジネーションを喚起する新しい番組形態として注目されている。著書に、「見えないデザイン~サウンド・スペース・コンポーザーの仕事」(ヤマハミュージックメディア)
http://elproduce.com