極上音響上映2012

監督・脚本■アンドリュー・アダムソン(『ナルニア国物語』)
エグゼクティヴ・プロデューサー■ジェームズ・キャメロン(『タイタニック』『アバター』)
アーティスティックな衣装や舞台装置、優れた音楽で「サーカス」に革命を起こしたシルク・ドゥ・ソレイユの舞台が3D映画化。客席からは決して見えないアングルやスローモーションやクローズアップで見事に映像化されたパフォーマンスの数々は、はっきり言って、生で観るよりも美しくてドラマティック。
そしてシルクと言えば、ハイクオリティな音楽。言葉なき物語において、音楽は最重要キャストのひとりと言えよう。
【追記】今回音響調整をお願いしている増さんはイクスピアリで上演されていた「ZED」の音響調整も手掛けられています。つまりシネマシティの『シルク』は、「本物」の音なのです。

監督■ジャック・ヘイリー・Jr.
出演■フレッド・アステア／ジーン・ケリー／フランク・シナトラ／ビング・クロスビー
トリを飾るのは、いかにもふさわしい、MGM社創立50周年を記念して作られた、名場面とスターたちのコメントで綴る、ミュージカルアンソロジー。
『雨に唄えば』のあのシーンに、『オズの魔法使』のオーバー・ザ・レインボー、マイケル・ジャクソンの「GHOST」はここからインスパイアされたに違いない『恋愛準決勝戦』のアステアによるシーリングダンスなど、ミュージカル好きにはたまらない、至福の132分。年末年始は極音でハッピー。