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(C)2006 Constantin Film Produktion GmbH / VIP Medienfonds 4 GmbH & Co. KG / NEF Productions S.A. / Castelao Productions S.A.
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パフューム ある人殺しの物語 |
監督・脚本・音楽■トム・ティクヴァ(『ヘヴン』)
出演■ベン・ウィショー(『レイヤー・ケーキ』)
■■■ダスティン・ホフマン(『卒業』)
■■■アラン・リックマン(『ハリー・ポッター』スネイプ)
原作■パトリック・ジュースギント
■■■「香水 ある人殺しの物語」(文春文庫刊)
配給■ギャガ・コミュニケーションズ
公式HP こちら
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その至高の「愛」の香水は、麗しき13人の処女のエッセンスによって完成する。
18世紀のパリを舞台に、希代の天才調香師は、取り憑かれたように「それ」を求め彷徨う…。
1985年にドイツで出版されるや否や、80年代最大のベストセラーとなった「香水 ある人殺しの物語」の映画化。監督は『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァ。よって今作でも「赤毛」登場。主人公役のベン・ウィショーはあまり日本では知られていないが、主人公を調香師の道へと導く老調香師にダスティン・ホフマン、『ダイハード』のテロリスト、アラン・リックマンも出演。良い仕事をしている。
「香り」を音と映像で観客に伝えるために、ドイツ映画界最高のカメラマンのひとり、フランク・グリーベを起用。監督とは『ラン・ローラ・ラン』からのコンビ。そしてなんとベルリン・フィルが初映画音楽参加。監督自ら作曲した重厚な音楽を、さすがの貫禄で聴かせる。またイメージショットを細かく重ねてたたみかける編集もなかなか凝っていて「香り」演出に貢献している。 |
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腐臭と悪臭の貧民街の市場で、その男は産み捨てられた。子供を拾っては売る老婆の元に引き取られ、やがて革なめし職人に売られる。革なめしは相当ニオイがきつい仕事。すなわち彼の住む世界には悪臭が充ち満ちていた。
青年になって、彼は初めて街へ出て、そこで今までに出会ったことのない「香り」を目にする。それはプラム売りの赤毛の少女。彼は吸い込まれるようにして少女の後を追い、叫びをあげそうになる彼女を押さえ込み、誤って殺してしまう。動かなくなってしまった少女を目の前にして、彼は少女の衣服を剥ぎ始める。露わになる、まだふくらみかけの清らかな乳房。微かに光を放つほど白い肌。そして彼は、その少女の肢体/死体を「舌」ではなく、「鼻腔」で味わい始める。狂おしいほどに。
彼はその時から、この「香り」に恋をする。そしてそれを永遠に封じ込めたいと願うようになる。そのために街中の美しき処女を狩り始めることになる。
つまり、ここからわかるように、今作は変形のドラキュラ映画なのだ。彼は血液ではなく、香りを吸い尽くし、かわりに死を与える。
今作は、愛を知らずに生きた男の、あまりにも純粋で孤独の、いびつな愛の希求である。
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上映時間は>こちら |
『マリー・アントワネット』
『ヴァージン・スーサイズ』
『硫黄島からの手紙』
『リトル・ミス・サンシャイン』
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『ドラえもん』
『バッテリー』
『フラガール』1000円均一アンコール上映
『ハッピーフィート』先行上映
3月10日、11日 字幕/吹替
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vol.18 『泣けちゃう映画』 |
もはや春であります。
卒業式シーズン。あちらこちらで感動の場面が展開されるのであろう、「春」。
やっぱり、そんな人生における感動的なシーンは、映画には超えられないと思うこの頃。
「感動っていいもんだなぁ」、と思うわけであります。
しかし、そもそも「感動する」とは、どのような状態なのだろうかと考えてみました。
人は、良いものや悲しいもの、もしくは達成感を覚えた時など様々な事柄を感じたり見たりして、
感情が高まった時に感動するのだろうけど。そのリアクションは十人十色ように思えます。
「ブルっ」ときてみたり、「ハッと」してみたり、「さぶイボ」が立ってみたりと。
ホントに様々。
ただし全ての人に共通していえるのは、「涙を流す」ことと、それに伴って「鼻水」が放出されることぐらいでしょうか。
しかし、この「感動した人=涙・鼻水が出る」という認識が、この季節思わぬ悲劇を生むことになるわけで。
「花粉症」
毎年やられます。
特に学生時代、春先の卒業式シーズンはその年の最大の山場。
大体、自分の卒業式で泣くことは、なんらとまどいはないのですが、
先輩の時なんかは困ります。
高校時代。
僕の所属していた部活は、毎年「先輩を送る会」なんてのを開いていたのですが、
たまたまその年は、先輩に花束なんかを渡す役に。
渡す前から涙ぐんでるわけですよ。僕が。
で、花束を渡す時に「グスン」なんて鼻が鳴ってしまうもんだから、
先輩もつい「もらい泣き」。これ以上の悲劇はないですね。
花粉症が生んだ思い出の捏造。
まぁ、それも思い出には変わりないのですけども。
こんなチョットした「花粉症の悲劇」は、いまだにこの季節付きまとっているわけで。
映画を観る時にフッと現れるわけです。
映画館で働いていると、感動大作な映画の清掃に入る時なんかは、
「涙・涙」で退場されるお客様も多く見受けられます。
そんな時は「うわ、この仕事をしていて良かったなぁ」なんて実感する時なんですけども。
逆に僕なんかは、そんな素敵な場面に遭遇しているからこそ、
映画を観る側の立場の時はエラく気にしてしまうわけです。
特に、花粉飛び交うこの季節。気にします。
ドルフ・ラングレンやらジャン=クロード・ヴァン・ダムなんかのゴリゴリのアクション映画なんかで、
涙目・鼻水でご退場されるお客さんは、確実に映画館側の人間としては、
「いったい何に感動したのか?」といろいろ勘違いするわけです。(おそらく筋肉ですけど)
これは悲劇(逆に喜劇)のほかないわけです。
ある意味、「アクション映画で泣いた人」という勘違いならば、
「達人の域に達している人」っぽくて、まだ我慢できますが。
微妙なラインの作品はホントに困ってしまいます。
先日「吉祥寺バウスシアター」さんに行ってきました。
『海でのはなし。』
Yahoo!動画で期間限定公開され大反響を呼んだ作品を、劇場公開。
主演は西島秀俊・宮崎あおい
監督は気鋭のクリエイター・大宮エリー
音楽はスピッツ
映画の内容は未見の方もいらっしゃると思うので語れませんが、
スピッツの優しい楽曲といい、西島秀俊のナチュラルな演技といい、
とにかく女性の監督らしいソフトな映画(話の内容はハードでもありましたが)。
こんな感じの映画だと、花粉症の人間としては、さらなる誤解を招くわけです。
特にこの日は、SEEK読者の方はご存知の剛山氏と鑑賞したわけです。
場内は、女流監督ということもあってか、若干女性が多め。
男子2人のグループなんて我々くらいなもので。
明らかに、お目当ては「宮崎あおい」的な感じが醸し出されているわけです。
誤解を恐れずに言うのであれば、「宮崎あおい」目当てだったのは正解だったのですけど。僕だけは。
こんな入場の段階で誤解(ある意味、正解)を生む要素が盛り沢山の状況下で上映がスタート。
死ぬ気で映画を鑑賞です。
スクリーンに宮崎あおいが移る→「ついつい、にやけてしまう」→気が緩み、鼻水と涙→堪える。
の繰り返し。
鑑賞中、にやけ過ぎると、鼻をすする音が大きくなり、タイミングが悪いと「まさか、このシーンで泣いてるんじゃねーのか?」
とまたまた違う勘違いをされてしまうので、かなりの集中が必要です。
まさか、宮崎あおいかわいさに泣いているとは思われないと思いますが、まさに精神的に四面楚歌。
若干の救いは、上映時間が70分と短かったこと、と映画の後半、宮崎あおいの登場シーンが少なかったこと。
上映後は軽く号泣してしまったような人の完成です。というより、映画の本質を見失った男への天罰のようです。
今回も、ある意味(今回は特殊でしたが)、冒頭の感情が高まると感動するという本質は体感出来たとは思いますし、
やはり、感動した、してないを他人が客観的に捉えるのは涙と鼻水で決まるのかなと思ったわけです。
ですから、あえて僕は言いたいわけです。
花粉症の人こそ、この時期に映画を観るべきだと。
一緒に観た友人・家族が、「なんて感受性の豊かな人なんだ」と思うのは確実です。
だって、映画を観る前から号泣しているのですから。
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『ヴァージン・スーサイズ』、わりと多くの方にお越し頂いております。どうもありがとうございます。『マリー・アントワネット』との2本立て企画も、思ったよりたくさんの方にご参加いただき、場内にはほんのりバラの香りが漂っています!
おかげさまで
ローズティ、好評です。「ローズヒップ」と思われているお客様も多いみたいですが、これはあのすっぱいハーブティではなく、紅茶にバラの香りをつけたものです。ぜひ一度ご賞味ください。とってもいい香りですよ。『パフューム』ご鑑賞のときなんかピッタリ!
金曜には終了ですので、まだのお客様はお急ぎ下さいね。
そして選出されました『トップガン』ですが、もう少し日にち確定までお時間下さい。この間にサントラを聴き直し、気分を高めておいて下さいませ。
そしてもう今週末には今月の投票です! 今回のテーマは昨今その活躍がめざましい「メキシコ映画/監督」の作品をピックアップ。『バベル』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥを代表に、『トゥモロー・ワールド』のアルフォンソ・キュアロン、『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ、若手なら『カクタス・ジャック』のアレファンドロ・ロサーノ、『ダック・シーズン』のフェルナンド・エインビッケと猛烈な勢いのあるメキシコ勢の中から、さて、何が候補になりますか、土曜日をお楽しみに!
シネマカウンシルって何? という方は >>こちら
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「もっとアート作品、単館系作品上映を強化しろ」
と、社長から命が下った。
ということになれば、剛山が動くよりほかない。
シネマカウンシルのように、何か枠組みというかレーベルみたいなものを作って、このレーベルの映画なら間違いない、ということになるようにしたい。
昔やっていて、いつのまにか消え去った「シネマシティテーク」という呼称を復活させても良い。ちなみにこれは「シネマテーク」からのパクりであり、「シネマテーク」とはフィルムセンター、映画図書館のこと。本家パリからベルシーに移設された「シネマテーク・フランセーズ」は、言ってみれば映画の宝物殿である。
とりあえず力を入れていきたいのは、「渋谷ル・シネマ」や「シネスイッチ銀座」で上映されるような大人の女性向けの作品。シネマシティでは今までほとんど上映してきていないのだ。今なら『華麗なる恋の舞台で』とか、『今宵、フィッツジェラルド劇場で』とか、『孔雀 我が家の風景』とか。
あとはシネマシティといえば世界に名だたる音響システムを持つ劇場なのだから、音楽ものにも目を向けていきたい。今なら例えば『フランシスコの2人の息子』とか、『ポリス インサイド・アウト』とか。
いろいろなシバりや、取引先の問題や、ごちゃごちゃあって、そう簡単には掛けたいモノを掛けられるわけにはいかないだろうが、少なくともゴールデンウィークくらいまでには基本の形を整えたい。
これが続けていけるかどうかは、もうとりわけSEEK読者の皆様に掛かっていると言っても過言ではないので、心より応援、よろしくお願いします。スタッフ一同、頑張りますので。
表紙の顔 |
笑福亭鶴瓶。なぜか? もちろん今年度米アカデミー賞主演男優賞を獲得したフォレスト・ウィテカーに瓜二つだからである。ちょっと悪い人の役をやっても何ともいえない暖かみを出して役に深みを与え、「黒い鶴瓶」の名を欲しいままにしてきた。ところが新作『ラスト・キング・オブ・スコットランド』(シネマシティでは上映なし。すみません)では、かの人食い大統領アミンを演じているのである。あのタレ目で笑いながら人を喰うというのか?
…本当のところはそれはデマで、アミンは菜食主義者だったという。
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ご意見、感想お待ちしております … seek@cinemacity.co.jp
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