Mr.&Mrs.スミス

監督■ ダグ・リーマン(『ボーン・アイデンティティー』)
出演■ ブラッド・ピット(『ファイト・クラブ』)
      アンジェリーナ・ジョリー(『トゥーム・レイダー』)
公式HP http://www.mr-and-mrs-smith.com//
(C)2005 Twentieth Century Fox. All rights reserved

  結婚秒読みとも言われる超セレブカップルが夫婦を演じることで話題のアクション・ロマンティック・コメディ!
  建築家とシステムエンジニアのスミス夫婦には実は互いに秘密があった。二人とも本当の職業は殺し屋だったのだ!あろうことか夫婦に同じターゲットを始末する依頼が。そこで二人は、出会ってしまう。
  『ボーン・アイデンティティー』の監督だから、アクションシーンは間違いなし。大銃撃戦に、逆走カーチェイス、大爆発もたっぷり。
  ロマコメなんて…って彼氏もこれなら満足。


 

 『トゥルー・ライズ』は面白かった。シュワルツェネッガーがスーパーエージェントで奥さんには秘密にしているんだけど、テロリストが家族に手を出してきてそれがバレるっていう話。 かのジェームズ・キャメロン監督(『ターミネーター』『タイタニック』)なんでやっぱりアクションシーンはド迫力。
  一ヶ月位前レイトショー公開してこっそり終了したアンディ・ラウ主演、ジョニー・トー監督『イエスタデイ、ワンスモア』は泥棒夫婦のコン・ゲーム。すごく出来が良いそうなので、ソフト化が待たれる。ただ、岐阜県出身の方は帰郷の時観られます。12月24日からシネマジャングルにて公開。 



時間表はこちら
http://cinemacity.co.jp/webReservation/calendar.do

『ブラザーズ・グリム』
『カーテンコール』

 

『ふたりはプリキュア マックスハート2』
『あらしのよるに』   『ザスーラ(字)(吹)』
『SAYURI(字)(吹)』  『アメノナカノ青空』   

vol.2 オンナガカイダンヲアガルトキ

 
  今回も期待されていたテーマではございませんが、リクエストもいただきましたし、前回取り上げた『ALWAYS三丁目の夕日』で時代を象徴するかのように出てきた“東宝スコープ”マーク。そうあの時代に東宝スコープでつくられた映画を一本ご紹介してみたいと思います。

 映画館=ショービジネス。一見華やかなイメージがありますが、華やかなのはたくさんのお金を投じてつくられた“映画”そのものであって、それを出し物とする私たちの仕事はひたすら地道なものと言えます。そういう視点で見てみると“バー”もまたしかり。どんなにお金がかかった映画をかけても、どんなに高級なお酒と美しい女性を揃えてもお客様の嗜好をくすぐれなければ商売あがったり。つまりは同じ“水商売”の関係にあるのです。
  「三丁目の夕日」でまるで夢と希望の象徴のようにあしらわれていた“東宝スコープ”マークですが、その冠がついていた映画のすべてが夢と希望にあふれていたわけではありません。「女が階段を上る時」は“東宝スコープ”マークも白黒。一見華やかな夜の世界“バー”を舞台にひたすら厳しい現実が描かれるのです。
  私がこよなく愛する高峰秀子さんが演じるのは高級バーのマダム。でも実体は営業サラリーマンと同じで売り上げが落ちるとオーナーに責められるいわゆる雇われマダムなのです。
  女ひとり。厳しい現実を打開するには自分の体を武器にすればいいことは百も承知でも、夫が死んだことがこの世界に入るきっかけだったマダムはそこまで割り切ることは出来ずに正当な営業をもって状況を立て直そうとするのですが、やってくるのは今の季節の東京のつめた〜い風のように厳しい現実の波状攻撃。この男(ひと)が自分を幸せにしてくれるはずだと思って抱かれても裏切られ、試練に耐えるかのようにバーの階段を毎日上ってゆかなければならないお話なのです。

 基本的には映画館には華やかな出し物が要求されるはずの時代にこんなに辛辣で、タイトルも階段を上っているのにこんな逆説的な映画をつくっていた成瀬巳喜男監督は生誕 100 年でいま再評価の最高潮で迎えられています。
  映画は見ている間の虚構を楽しむという考え方もありますが、そんなことを許してくれない成瀬監督の作品がなぜこんなに再評価されているのか?それはこんなに豊かになったのに 30 年前も今も変わらないものは変わってないじゃないのと諭されてしまうからかも知れません。
  みなさんも気がついてみれば毎日同じことを繰り返さないと生きてゆけない立場は同じ。その憂さを晴らしに訪れたはずの映画館で自分の現実を映し鏡のように見せられるのもまた虚構という訳です。

また映画館でお会いしましょう。

女が階段を上る時

■レンタルリリース:レンタル中
■発売元:東宝
■販売元:東宝
(C)1960 TOHO CO.,LTD.

111分/1960年度(昭和35年)作品

監督:成瀬巳喜男
脚本:菊島隆三

出演者 高峰秀子/森 雅之/団 令子/仲代達矢

 


  年末年始といえば「今年度ベスト10」なんていうのが映画雑誌やHPで行われるものですが、さてと今年を振り返ってみると、とてもランキングできるものじゃないわけですよ。新システム導入や、そもそも年初はシネマ・ツーがオープンしてまだ半年、とうてい映画をじっくり観る時間などなく、月1〜2本程度が精一杯。これじゃあ企画が成り立たない。本当はこちらのスタイル表明のためにやっておくべきとは思うんですけれど。来年は出来るように、年100本くらいを目標にします。約月8本。週2本です。なんとかなりそうな気はするんですが…何かはわかりませんが、失ってしまうものも多いでしょうね。

表紙の顔 … 
いまや世界の渡辺謙。『バットマン ビギンズ』に続き『SAYURI』に出演。これ、ゲイシャなんて危険な題材を扱って、果たしてまともな映画になるのか? 予告編で一瞬映る「玉三郎ショー」みたいなシーンに期待。イラストは『ラストサムライ』から。

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