木村弓コンサート、大盛況!!
おかげさまで2ステージともほぼ満席のお客様にいらっしゃっていただき、成功に導くことが出来ました。
小さいながらステージを作り、どっさり機材を入れて照明をたけば、いつもの劇場とは思えない華やかなステージに。これには感激。
すみれ会の方はもちろん、星槎(せいさ)国際高等学校の生徒さんや立川まちおんで活躍している女性2人もボランティアスタッフとして駆けつけてくださり、どなたも安心して音楽にひたれるコンサートになりました。シネマシティだけではとてもここまでこぎ着けることはできません。ありがとうございました。
すみれ寮の方は、障がいを持った方がうるさくしてしまうんではないかとか、小さなお子さんがぐずったりするのではないか心配されてましたが、実際はほとんどそういうことはなく、静かに演奏を楽しんでいました。
それでも、演奏が始まったとき、肌で感じるくらいにざわっとなった瞬間があったのです。
澄んだ竪琴の音色から始まるその曲は「いつも何度でも」でした。
『千と千尋の神隠し』が大好きなのでしょうか。あるいは今日この日のために見直したり、聴き直したりしたのでしょうか。
知っている曲がかかって、楽しそうに身体を揺らしている子どもたちやすみれ寮のみなさんの姿をみて、音楽の力をあたらめて知りました。
ピアニストとしていらっしゃってくださった中川俊雄さんは映画やCMの作曲家として知られた方で、ご自身がお作りになった「黒烏龍茶」の曲を即興アレンジでリズミカルに演奏して下さいました。とっても柔和で愉快な方で、楽屋は楽しいムード。とっても売れっ子作曲家とは思えないフランクさでした。
セットリストの最後の曲はゴスペルの女王マヘリア・ジャクソンの名唱で知られる「I believe」。
I believe for every drop of rain that falls A flower grows
I believe that somewhere in the darkest night A candle glows
I believe for everyone who goes astray, someone will come To show the way
I believe, I believe
私は信じる 落ちた雨粒は花を育てると
私は信じる 闇夜でもどこかにろうそくが灯っていると
私は信じる どんな道に迷った人もきっと 誰かが手をさしのべてくれると
私は信じる 私は信じる
この美しい歌詞と旋律をもった歌を、木村弓さんはその小さく細い体躯からは思いもよらぬ力強さで朗々と歌い上げ、その包容力で劇場を包み込んだのでした。
強く優しい響きは胸を震わせ、きっと涙をこぼしたのは剛山だけではないでしょう。
だから僕もまた信じたい。音楽の力を。
そしてまたいつか、その力を劇場の暗がりに放つことができる日が来ることを。
今回参加できなかった方も、そのときはぜひ。どうぞ応援よろしくお願いします。
今週の顔 |
北野武監督最新作『アキレスと亀』上映中。
解説するのも野暮だが、原口画伯の絵が「自然主義」なわけもなく、ただこれは「そのまんまじゃないか!」というツッコミのアカデミックな表現である。
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